およそ半数近くが死滅していたが、飼育槽から早めに浮上させ、飼育槽に稚魚を移した。本日より水質・水量・餌の管理を会員で行った。
水の影響で受精卵のふ化が不調だったため、ふ化槽内に死滅卵や仔魚の死骸があり、ふ化槽ないの底に仔魚がどれほど存在しているか解らない。このままだと稚魚の浮上が心配である。
盆入れまでは順調でしたが、その後、ふ化場に給水している山水および地下水の水温の変化および水量の影響で、ふ化が悪く、ふ化率は例年の半分以下になるかもしれません。稚魚の浮上が気がかりです。
献鮭祭の終了後、新潟、村上市の三面川漁協から送られてきた鮭の受精卵をふ化場にもっていき、ふ化槽に入れた(盆入れ)。この日よりふ化事業がはじまります。クリスマス前にはふ化が始まるでしょう。
例年どおり鮭神社で献鮭祭が行われました。今年も遠賀川で鮭の遡上があり、遠賀川河口で捕獲された雄、雌の鮭を神社に奉納し、その後鮭塚におさめました。
今年は10月初めに鮭が確認されてから、11月にかけて遠賀川河口や遠賀川水系の支流に鮭の遡上が確認されています。響灘や玄界灘で捕獲された鮭は美しい姿をしていますが、一度川の水を飲むと独特な姿にかわります。
今年は例年と異なり早くから鮭が帰ってきてます。10月の半ばには響灘や遠賀川の河口近くの漁師さんから鮭が挙がったとの連絡がありました。四年前に放流した鮭が戻ってきたものです。遠賀川にも戻ってきていると思われます。今年の献鮭祭は楽しみです。宗像市地島で捕獲された鮭です。
遠賀川源流サケの会の鮭に関する事業について、飯塚信用金庫本店のロビーに展示しております。「遠賀川と鮭」という題目で、鮭の遡上と鮭神社との関係、鮭のふ化・育成に関するふ化場の様子、遠賀川流域における鮭稚魚放流風景、鮭の母川回帰について(帰って来た鮭)写真および解説を展示しております。どうぞ、見に来て下さい。
3月まで、サケの会の事務所は鮭神社の横にありましたが、4月より桑野の地に引っ越しました。嘉麻市の211号線を嘉麻峠(小石原)方面に向かって行くと嘉麻市桑野地区に入ります。右手に千年屋と言う「うどん・喫茶」店があり、その一角がサケの会の事務所です。どうぞお立ち寄り下さい。今、千年屋には鮭の子供が水槽で泳いでいます。そろそろ、この水槽での飼育は限界ですが。
新住所 820−0313 嘉麻市桑野2254−1 です。
電話およびFaxはもとのままです。
平成26年のサケの放流日程がきまりました。
日 時 放流場所 放流団体
1. 3/5 10:30 嘉麻川大隈橋下 嘉麻市民
2. 3/6 10:00 屏川(遠賀川源流域) 足白小学校
3. 10:30 鯰田大橋左岸下流 目尾小学校
4. 14:00 彦山川(金田小学校前) 田川川づくり交流会
5. 3/7 9:30 穂波川と内住川合流点 楽市小学校
6. 9:30 筑穂山口川 上穂波小学校
7. 3/8 10:00 飯塚市防災センター前 飯塚公民館(小学生)
8. 11:00 彦山川市場小学校前(赤池中) ひこさん川夢の会
9. 11:00 嘉穂水辺の楽校 嘉穂ふるさと探検隊
10.3/11 13:00 建花寺川 (伊岐須小) 龍王・山・里・川の会
11. 15:00 建花寺川 (二瀬中) 龍王・山・里・川の
12.3/12 10:00 中間市役所前 三世代ふれあいの会(双葉幼)
13.3/14 14:00 稲築親水公園 いなつき河童共和国
14.3/15 10:00 中元寺川(糸田橋) 下田川ライオンズクラブ
15.3/16 9:30 海老津駅白谷橋 矢矧川を清流に戻す会
16.3/17 13:30 彦山川(方城伊方橋下) ひこさん川夢の会
17.3/19 10:00 大分切畑川 うぐいす台あすなろ会
18. 14:00 遠賀川河口堰魚道
19.3/20 10:00 香春町清瀬親水公園 金辺川を楽しむ会
鮭の稚魚は飼育槽の中を元気よく泳いでいます。餌も競い合って取っています。
嘉麻市民による鮭の稚魚の放流会が3月5日(水)午前10時30分より
嘉麻市大隈の嘉穂水辺の楽校(大隈橋下)で行います。
すべての受精卵の一斉ふ化が見られました。今後はすべての仔魚はふ化槽の底にもぐって成長します。しばらく仔魚を見ることは出来ません。
●献鮭祭が行われました。朝まで雨でしたが、我々の日頃の行い(?)が良かったせいか神事が始まる頃には日がさしてきました。約120名の参列者があり、今年遠賀川に帰ってきた鮭を神様にお伝えし、鮭塚に埋葬しました。北海道の漁業組合の方々も捕獲した鮭を神社に奉納し、鮭の豊魚のお礼をされていました。
●献鮭祭の後、村上市の三面川漁協から送られてきた発眼卵をふ化場の飼育槽にいれ、ふ化・育成・放流事業をはじめました。
●足白小学校の六年生がふ化場を訪れました。供与した発眼卵を学校で自分達でふ化・育成・放流します。期待しています。毎年、頑張って放流していますよ。
鮭の遡上調査をしましたが、遠賀川の河口堰では鮭を目視することはできませんでした。ところが、またまた、河口に近い遠賀町で鮭を捕獲しました。
確実に鮭が遠賀川流域に回帰してきていると思われます。12月13日の
献鮭祭が楽しみです。
遠賀川の河口の定置網で鮭が捕獲されました。これから遠賀川を遡上するはずのメスの鮭です。体調67センチ、約2.7 Kg のメス鮭で、卵を抱えていました。早速、鮭の会で保管し12月13日の献鮭祭に奉納いたします。
鮭神社の氏子さんは、やっと神様の使いが帰ってきました。今年は大根を準備しないで良いと大変喜ばれていました。
11月18〜19日に第三回目の鮭の遡上調査を遠賀川河口堰で行いました。残念ながら今回も鮭の遡上を確認することは出来ませんでしたが、鮭の魚影を見たように思われました???が、確認は出来ていません。
今年度の鮭の受精卵が12月13日に新潟県の三面川漁協から送られてきます。その受け入れ準備を馬見山のふ化場で行いました。まず、谷川からの給水のための配管の整備およびふ化場内のふ化槽・飼育槽の準備および施設の清掃などです。すっかり整い、鮭の受精卵を待つばかりになっています。
11月2日に第二回目の鮭の遡上調査を遠賀川河口堰で行いました。
残念ながら今回も鮭の遡上を確認することは出来ませんでした。
北海道や北陸地方で鮭の遡上のニュースがはいってきており、ここ遠賀川でも10月18日に遠賀川河口堰で第一回目の鮭の遡上調査を行いました。大潮の満潮時に河口堰で調査(目視)しましたが、今回は鮭の遡上は確認出来ませんでした。第二回目以降は、11月1日、11月18日、12月1日を予定しております。興味の有る方、参加希望の方は連絡ください。
(1)遠賀川河口堰 (2)鮭遡上調査 (3)魚道 (4)鮭遡上目視観察